タイムラインパネル

タイムライン作業領域

クリップを移動させたり、編集する作業領域です。

1. クリップ選択

タイムライン作業領域に移動されたクリップをクリックすると、クリップが選択されます。 選択されたクリップには btn_color_frame_03 フレームが表示されます。テキスト/オブジェクトクリップをダブルクリックすると[属性編集]ウィンドウが、他のクリップをダブルクリックすると[エフェクト属性]ウィンドウが表示されます。プレビューパネルのプレビュー画面は[トラッククリップモード]に転換されます。この時、タイムライン再生ヘッドは、クリップの最初のところに移動され非活性化 play_head_d されます。 エフェクト属性を指定した状態で再生ヘッドを移動させるときには、プレビューパネルの再生ヘッド、またはキーフレームコントロール再生ヘッドをご利用ください。

2. クリップ移動

選択されたクリップを左クリックしたままドラッグすると、クリップが移動されます。 クリップは入る空間が確保されていれば、赤いボーダーが表示されます。マウスでドロップすると当該の位置に移動します。 空間がない場合、移動・挿入されません。トラックの間での移動はできます。ただし、オーディオ情報のないクリップ、テキスト、イメージ、選択されたクリップを隣接のクリップの前後または空間が確保されていない位置に移動・コピーする際には、まず移動させたいクリップを選択します。 btn_clipboard_cut_n またはコピーします。そして、再生ヘッドを移動させる位置に移してからペーストします。

3. クリップトリミング/コピー/ペースト

タイムライン作業領域で選択されたクリップは、タイムラインツールバー、または右クリックメニューでトリミング/コピー/ペーストできます。トリミングしたり、コピーしたクリップは、ペーストして移動/コピーします。ペーストには、後ろのクリップをその分後ろに押す方式と上書きしながら複製する方式があります。選択されたトラックの再生ヘッドの位置にコピーされます。再生ヘッドがクリップの中間に位置した場合、クリップをトリミングしてから挿入したり上書きします。右クリックメニューの「現在のマウス位置に複製」を選択すると、マウスが置かれている位置にコピーされます。

4. クリップの長さ調節

ビデオ/オーディオクリップはトリムが適用される方式で長さを調整します。マウスポインターをクリップの最初、または最後のところに移すと、クリップ前/後の選択する部分が活性化されます。クリックして左右に動かすことで、クリップの長さを調整できます。タイムラインツールバーの右に表示されているクリップの長さの情報を参考しながら調整します。長さを微細に調整するために、タイムラインの表示倍率を十分拡大してから調整してください。

timeline_clip_resize

[倍速]設定ウィンドウでクリップの長さを変えられます。倍速を速めにするとクリップの長さが縮みます。また、遅めにするとクリップの長さが伸びます。

dlg_clip_length_02
[倍速]設定ウィンド
倍速 ビデオクリップの再生倍速です。倍速を変更すると、倍速値により再生時間が自動的に変更されます。
再生時間 クリップの再生時間です。再生時間を変えると、倍速値が自動的に変更されます。

クリップを2倍遅く再生する際には、倍速を50%に変更します。速度が遅くなり、再生時間は2倍になります。2倍速再生する際には、倍速を200%に変更します。速度が速くなり、再生時間は2倍短くなります。逆に、再生時間を変えることで、倍速を変更することもできます。倍速調整でクリップの長さが伸びると、後ろのクリップに上書きされることなく、超過した分はトリム処理されます。

5. クリップミュート

クリップを選択してから右クリック>ミュートを選択すると、クリップの下に btn_audio_off_n が表示されます。 再度ミュートを選択すると、ミュートが解除されます。

6. エフェクト属性

クリップに適用されているエフェクトリストを表示します。エフェクトごとに属性値を変更、削除したり順番を変えます。

dlg_timeline_effect_prop_01
エフェクト属性
btn_down_n btn_side_n エフェクトを選択します。選択すると、当該のエフェクト属性ウィンドウが表示されます。
dlg_timeline_effect_prop_02 エフェクトの順番を変えます。トップへ/上へ/下へ/ボトムへ
btn_reset_value_n 選択されたエフェクトの属性値を初期化します。
btn_delete_n 選択されたエフェクトを削除します。