GOM Mix 2024ご利用ガイド
書き出し
高級
[高級]ボタンをクリックすると、書き出しに関する詳細な設定が変更できます。[全て初期化]をクリックすると、変更した設定をデフォルト値に戻せます。[適用]をクリックして設定値を適用します。
1. ビデオ
(1) 基本設定
コーデック | コーダー(coder)とデコーダー(decoder)の合成語です。音声やビデオデータをPCが処理できるようにデジタル形式に変え、そのデータを再生するソフトウェアです。H.264は、高鮮明ビデオの録画、圧縮、配布用の一般的なフォーマットであり、データ圧縮効率が高いフォーマットです。 |
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解像度 | 動画の横、縦を構成するピクセルの数です。 |
フレーム/秒 | 一秒当たり構成される画面フレームの数です。25 fpsは、1秒当たり25個の画面フレームで作る動画のことです。 |
(2) 品質設定
ビットレートエンコーディング | ビットレートの比率をコントロールするオプションを設定します。 |
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平均ビットレート | ビット/秒の設定値をエンコーダーは全体にわたって平均値で維持します。 |
固定ビットレート (ストリーミング) |
ビット/秒の設定値をエンコーダーは固定値で維持します。固定値で設定するため、一定の量を発信するストリーミングに適合します。 |
可変ビットレート | 画面の複雑度によって可変的にビットレートを調整します。 |
品質(crf) | (Constant Rate Factor)ビデオ品質コントロールオプションです。低ければ低いほど品質が良く、高ければ高いほど品質が下がります。 (0 ~ 51, デフォルト値:23) |
GOP | (Group of Picture) MPEG ビデオ圧縮技術のための動画フレームの集合体のことです。 GOPの中には3種類のフレーム(I-フレーム、P-フレーム、B-フレーム)がありますが、GOPサイズは、I-フレームから次のI-フレームまでのフレームの数を言います。一般的にI-フレームをkeyframeと呼びます。 |
B-フレーム | MPEG信号で使われる双方向予測フレームです。前のフレームと次のフレームの間の差を評価することで構成されます。単なる予測情報のみを含めるため、完全な絵は作れません。P-フレームより少ないデータを持ちます。 メリットは、エンコーディングされるビットが少なく動く物体の場合、逆方向予測を通じて品質を向上させます。B-フレームは、その後のフレームの予測には使われないため、生成されたエラーはシークエンスの中でそれ以上広がりません。デメリットは、エンコーディングとデコーディングの際に双方向を参照するため、2つのフレームを受容に必要なバッファの大きさがB-フレームがない場合と比べ2倍ほど多く使われます。 I-フレームは、イメージ全体を含んでおり、最小限の圧縮状態となっています。ビデオSeekingを行うと、このI-フレームを基準に探すことになります。もし、次のI-フレームが空いている場合、seekingに時間がもっとかかる可能性があります。 |
2. オーディオ
(1) 基本設定
コーデック |
オーディオに該当するコーデックを指定します。
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チャンネル | 音を構成するチャンネルを1つ(Mono)にするか、2つ(Stereo)にするかを決めます。ステレオとは、2つ以上のオーディオチャンネルを使用する音の再生を意味します。 |
サンプル/秒 | アナログシグナルをデジタルに変換するために1秒当たりのサンプルを数値に表現した値で、サンプリングレート(sampling rate)またはサンプリング周波数(sampling frequency)と言います。単位はヘルツ(Hz)です。デジタルオーディオで主に使われるサンプリングレートは、44.1 kHz、48 kHz、96 kHz、192 kHzです。低いサンプリングレートを使うと、データが小さくなり、保存や転送がしやすくなるというメリットがあります。 |
(2) 品質設定
ビット/秒 |
秒当たり処理すべきビット単位のデータの大きさのことです。単位はbps(bit per second)です。
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