面白い映像作り – 自分の分身が同じ場所にいる演出

2022-07-08

 自分とそっくりの分身に出会う想像、1度くらいはしてみたかと思います。想像の中でだけ思ってたことをGOM Mix Maxを使って面白い映像が作られます。かんたんな切り抜き機能を活用して作れますが、GOM Mix Maxで自分の分身が同じ場にいる映像を作ってみます!

 

 

1. 準備映像を撮る
2. GOM Mix Maxの実行
3. エフェクト – 変換 - 不透明度の調整でシンクを合わせる
4. エフェクト - 四角切り抜き機能で同じ場にいる場面を演出する

 

 

 

 

 


 

✅ 準備映像を撮る

 自分の分身が同じ場にいる場面を作るために2回の撮影が必要です。左側の人、そして右側の人の映像をそれぞれ取ります。ここで注意する点は絶対にカメラは固定してから撮影をすることです。そうじゃないと映像を合成するときに自然な演出ができません。また欠かせられない一番大事なのは「演技力」です。まず左側の人を撮影してから左側の人の映像のタイミングに合わせて右側の人の映像を撮影します。そうやってタイミングに合わせて撮影したら結果物をもっと自然に作ることができます。

 

 

 

✅ GOM Mix Maxの実行

GOM Mix Maxを実行してください。

※  GOM Mix Maxは無料ダウンロードをして決済情報を入力すると、2ヶ月間有料版のままご使用いただけます。

 

GOM Mix Maxを実行して撮影した2つのファイルを読み込んできます。「メディアファイルを追加する」をクリックしてファイルを追加できます。2つの映像をマスターV1とV2にそれぞれ入れます。この映像は何よりもタイミングが大事なので2つのファイルのシンクを合わせるのがとても重要です。なので2つのクリップの前に空き空間を作っておいたらシンクを合わせるときにもっと便利です。

 

 

 

✅ エフェクト – 変換 - 不透明度の調節でシンクを合わせる

 2つの映像のタイミングをどうやってぴったりに編集できるのでしょうか?それは「変換」効果を使ってシンクを合わせることです。V2のクリップを選択してからGOM Mix Maxのエフェクトで変換効果を適用します。変換効果には色々適用できる属性があります。その中で「不透明度」を50程度で適用してマスターV1にある映像とともに再生してシンクを合わせることができます。

 

 

上記のように不透明度を調整して2つの映像のシンクを合わせたら、前後映像の必要のないところを切り取ってから入れた変換効果を削除します。該当のクリップを選択してから、タイムライン上の機能の中でFxを選んで、入れた変換効果を「X」を押して削除します。

 

 

 

✅ エフェクト - 四角切り抜き機能で同じ場にいる場面を演出する

 次は、2つの映像を合成する順番です。合成はエフェクトの四角切り抜き機能を活用してかんたんにできます。まず、右側の人がコップを置く瞬間と左側の人がコップを持つ支点の間をカット編集で分割してから前後のクリップにそれぞれ切り抜きの機能を入れます。

 

 

 

右側の人がコップを置くときまでは四角切り抜きはコップの左までに適用して、左側の人がコップを持つ支点からは四角切り抜きをコップの右までに適用してください。再生してみて自然に演出されるように調整してください。

 

 

 

でも膝の部分や手のジェスチャーのような部分が少し切られる可能性があります。こういう部分は四角切り抜きをもっと小さく活用して活かせます。タイムラインにトラック追加を押したり、ホットキーShift+Vを押してトラックを追加して、ここにマスターV1にある映像をコピーして入れます。そして切られた部分である膝と手のジェスチャーを中心に四角切り抜きを適用して切らないように入れてあげます。

 

 

 

こうして映像が完成されました。

自分の分身が同じ場にいる面白い映像を作ること、難しくないでしょう?^^ 

まだよくわからないようでしたら、下記のチュートリアル映像を見てもっと詳しく調べてみましょう!

 

 

 

 

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