PC画面の録画は、オンラインミーティングの記録、プレゼンテーションの記録、ゲームプレイの記録など様々な用途に使用されます。PC画面の録画をしようとすると録画専用のソフトが必要となります。 無料のソフトを使うと録画した映像にそのソフトの企業のロゴを挿入することがあります。ソフトを開発している企業やそのサービスのロゴが入ってしまうと商業利用を行う際にマイナスイメージになる事もあり、関係ないロゴが入っていない動画を一般的には利用します。この記事では、企業ロゴが入ってしまう理由やソフトの選び方を説明し、実用的な無料で使えるPC画面録画ソフトの紹介を行います。
ロゴがつかないPC画面録画完全フリーソフト
2024-07-17
ロゴがつかないPC画面録画完全フリーソフト
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目次
- 企業やサービスのロゴが入ってしまう理由
- 1. 企業のブランディングとマーケティング
- 2. 利用規模とコストのバランス
- ロゴをつけない無料ソフトとは
- 1. 有料版の紹介
- 2. 広告モデル
- 3. オープンソースモデル
- 4. 教育・非営利組織向け
- ロゴが入った動画を使わないほうが良い理由
- 1. ブランドや信頼性への影響
- 2. ユーザーエクスペリエンスへの影響
- 3. 法的な問題の回避
- PC画面を録画できるソフトの選び方
- ロゴがつかないPC画面録画ソフト一覧
- 1. OBS Studio
- 2. oCam
- 3. Apowersoft Free Online Screen Recorder
- 4. VClip
- 5. ロイロゲームレコーダー
- まとめ
企業やサービスのロゴが入ってしまう理由
無料の画面録画ソフトは、多くのユーザーにとって非常に便利ですが、録画された動画にソフトのロゴが挿入されることがあります。この状況は、無料ソフトを提供する企業のビジネス戦略やコスト構造に深く関わっています。
無料でソフトを提供している会社は、製品を通じて自社ブランドを宣伝することを望んでいます。動画に自社のロゴを挿入することは、無料でサービスを提供しながらも、広告効果を得られる手段となっています。最初は無料で提供し、製品の認知度を高めて将来的に収益化を行っていきます。
無料でソフトを提供していると、開発コストや維持費が発生します。企業はこのコストを補うために、ロゴ挿入という形で間接的な収益を得る必要があります。例えば、ロゴの入った動画を見た人が録画ソフトをDLし、有料版の製品を購入するといった流れで収益を得ていきます。開発コストや維持費のほうが収益よりも高かった場合、追加の開発が積極的にできなくなってしまう可能性が発生します。企業はその収益のバランスを見ながらロゴ挿入や無料提供の停止など調整していきます。
ロゴをつけない無料ソフトとは
企業がロゴをつける理由を解説しましたが、世の中にはロゴがつかない無料のソフトも存在します。別のビジネスモデルを用意することで企業はロゴ無しにすることができます。
まずは無料でお試しで使ってもらいたいソフトの場合、ロゴはつけずその使用感を確かめてもらいます。無料のソフトでは機能に制限を掛け、本格的に利用したいとなったら有料版を購入してもらいます。無料版で録画できる時間の長さやファイルの形式などを制限することで有料版の利用に繋がります。
ロゴをつけない無料ソフトでは、広告で収益を上げるパターンもあります。録画ソフトを起動している時に広告を表示したり、無料会員登録を必須としていてそこに広告メールを送ったりして収益を上げています。
オープンソースモデルでは、ソフトが開発者やユーザーコミュニティによって共同で開発・維持されます。このモデルの特徴は、多くの人々が協力し合ってソフトを改善し続けることです。資金面では、利用者や企業からの寄付やクラウドファンディングを通じて、開発資金を調達しています。
教育機関や非営利組織に無料で提供するケースもあります。無料で提供することでブランド認知度を高めたり、ソフトに問題があった際にフィードバックをもらえたり、色々な取組が考えられます。
ロゴが入った動画を使わないほうが良い理由
個人での利用の場合はそこまで気にならないかもしれませんが、商業利用の場合は色々と問題が発生してきます。ロゴをつけないといけない理由はなく、録画ソフトの選び方次第で回避できます。どうしてもロゴがつくソフトでないといけない場合は、有料版のソフトを検討しましょう。
商業利用を行う際、ブランドや信頼は非常に大事です。商業利用として使われる動画に意味のないロゴが入っていると、ブランドが統一されず、変な憶測も生まれてしまいます。ソフトの選び方が分かっていない企業、ソフトにお金を掛けない企業、いずれにしてもマイナスなイメージに繋がります。 動画の内容と関係ない録画ソフトのロゴは入れないほうが良いですが、動画の中身に関係ある企業やサービスのロゴは入れても問題無いです。
関係ないロゴが入っていると気になって集中できなくなってしまいます。どうしても目に入ってしまい、そのロゴについて考え、動画に没入できなくなります。動画を見る人にとってもマイナスになるのでロゴがつかないやり方で録画しましょう。
法的な問題も考慮し、ロゴがつく録画ソフトは避けましょう。これは動画を作る人の問題に大きく関わりますが、例えば著作権を侵害するような内容がPC画面上に表示されており、それを録画して動画投稿サイトに上げた場合、一緒に映っている録画ソフトのロゴの会社のブランドも毀損しかねないです。余計なトラブルになりそうな事は避けましょう。
PC画面を録画できるソフトの選び方
良質な画面録画ソフトを選ぶ際には、いくつかのポイントを抑えておきましょう。
・録画品質とファイル形式 高画質での録画が可能か、また多様なファイル形式をサポートしているかを確認しましょう。
・操作の簡単さと機能性 直感的なインターフェースを持ち、基本的な録画機能が使いやすいか確認しましょう。録画以外にも編集やストリーミングのオプションがあるかも見ておくと良いです。
・追加機能 これは必須ではないかもしれませんが、画面の特定領域の録画やタイマー設定など、追加機能が豊富なソフトウェアを選ぶと便利です。
ロゴがつかないPC画面録画ソフト一覧
市場には数多くの無料録画ソフトが存在しますが、ここでは実用的なフリーソフトを5つ紹介します。
Windows、Macに対応している録画やストリーミングに特化したソフトです。高画質で録画を行うことができます。録画した動画をリアルタイムで圧縮してくれる非常に嬉しい特徴があり、ライブ配信でよく使われるソフトとなっています。表示する画面の調整やカメラの切り替え機能などがあり利便性も高く、初心者というよりは中級者におすすめです。
Windows、Macに対応したソフトでユーザーインターフェースもシンプルであり、操作が簡単です。ソフトを起動させ、録画したい画面のサイズを選択し、録画ボタンを押せばすぐに録画開始となります。停止したいタイミングで停止ボタンを押すと、自動でファイルが保存されます。ソフト起動中には広告が表示されるので若干気になるかもしれませんが、単純なソフトなので細かい機能が不要な人にはおすすめです。
ソフトを使った録画もできますが、ブラウザ上でPC画面を録画できるWebサービスです。PCにソフトをインストールする必要がなく、ボタン1つで録画できるので非常に便利なサービスとなっています。フルスクリーンもしくは対象エリアの選定、Webカメラ、サウンドシステム、マイクの設定などもできます。また、録画時間に制限がないので長時間録画する場合に向いています。高画質で出力できる種類も豊富です。ソフトのDLやインストールを避けたい人、簡単な操作ですぐ使いたい人におすすめです。
Windowsのみに対応しているシンプル操作のソフトです。直感的に操作可能です。機能も少なく、録画、ファイルの保存形式の選択、フレームレートの設定となっています。ファイルの保存できる形式は、「MP4」「WEBM」「OGG」「AVI」「GIF」のいずれかです。フレームレートは15/25/30の3種類です。音声の設定はなく、デスクトップ上の音声も同時に録画する仕様となっています。録画できる画面の枠は決まっているので録画したいところをソフトに合わせます。シンプルであり、録画できる画面の枠も限定なので、PC画面の録画を試してみたいという人におすすめです。
名前にゲームと入っているようにゲーム用に開発されたソフトです。Windows専用となりますが、高画質、軽い、簡単の3つを兼ね備えたソフトです。非常にシンプルな機能となっており、初心者向けです。解像度やフレームレートの設定ができるので予め調整しておきましょう。品質を下げることによりファイルのサイズを小さくすることができます。設定すればマイクの音声を拾うこともできます。
まとめ
無料画面録画ソフトにロゴが挿入されるのは、ブランディングや収益化の必要性から来ています。今回紹介したソフトは、ロゴが挿入されることなく、PCの画面を録画することができます。シンプルなものから中級者向けのソフトまで紹介しました。録画したい内容や用途によって必要なソフトは異なりますが、初めての録画で満足できる録画は難しいです。画質や音声など調整しながら最適な設定を行いましょう。