PCでWebカメラを長時間高画質に録画する方法
2024-04-29
Webカメラを使用した長時間の高画質録画は、多くの用途で重宝されます。
ここの記事では、PCを使用してWebカメラで長時間かつ高画質に録画するための方法について解説します。
適切なカメラの選定からPCの設定、必要な準備まで細かく説明していきます。
目次
1. 高画質のWebカメラの選定
高画質な録画を行うためには、高画質なWebカメラを使用しなければなりません。
どういう使い方をするかによって必要な高画質の基準は違ってきますが、解像度とフレームレートの2つがポイントになります。
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1 - 1. 解像度とWebカメラ
高画質というと、画像や動画の解像度が高く、細部まで鮮明に見える状態を指します。
一般的には、フルHD(1,920ピクセル x 1,080ピクセル)以上の解像度が求められます。
最近は4K(3,840ピクセル x 2,160ピクセル)や8K(7,680ピクセル x 4,320ピクセル)の解像度のカメラも出てきており、
更に詳細な映像を撮影することができるようになっています。
解像度が高ければ高いほど鮮明な映りになりますが、PCで見る場合、フルHD以上であれば大きな差は感じられないかもしれません。
フルHD以上のカメラを選びましょう。
1 - 2. フレームレートの重要性
解像度と同じく大切なのがフレームレートです。
フレームレートとは、1秒間に表示される画像(フレーム)の数を意味し、通常「フレーム毎秒(fps)」という形で表示されます。
この数値が高いほど、映像はより滑らかに見えます。
身近な映像の例でいうと、映画が24fps、テレビが30fps、最新のゲームは60fpsのものも多いです。
30fps以上であれば十分高画質の映像と言えるでしょう。
1 - 3. カメラの追加機能とその利点
Webカメラのスペックとしては、フルHD(1,920ピクセル x 1,080ピクセル)で30fps以上のものを選ぶと良いでしょう。
高品質なWebカメラには、オートフォーカスや高品質の内蔵マイクなどの追加機能が備わっていることが多いです。
何を撮影するかにもよりますが、便利な追加機能もたくさんあるのでチェックしましょう。
特に長時間の撮影においては、手間が省けたり品質アップに役立ちます。
2. 必要なPCの性能
Webカメラと同じぐらい大切なのがPCです。Webカメラだけ良くてもPCのスペックが低いと上手く録画できません。
必要なスペックについて説明します。
2 - 1. 必要なPCスペック
高解像度での録画はPCに強い負荷をかけるため、スペックの良いPCが必要になります。
2 - 2. CPUの基準
CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)は、コンピュータの「脳」とも呼ばれ、PCの全ての基本的な命令と処理を担当する重要な部分です。
高画質録画にはスペックの高いCPUが必要になります。具体的にはIntel Core i5以上のものが良いでしょう。
プロセッサの速度(GHz)とコア数が多いほど、ビデオ処理のパフォーマンスは上がっていきます。
Webカメラの録画だけでなく、他にも複数のアプリケーションを使用する場合や4K録画を行う場合には、より高性能なCPUが望ましいです。
2 - 3. メモリ(RAM)の基準
CPUも大事ですが、メモリ(RAM)も容量が少ないと上手く処理が行えません。
容量が高ければ高いほど良いです。16GB以上のメモリ(RAM)を搭載したPCが理想的です。
どういう作業を同時にやるかにもよりますが、8GBだと処理が追い付かない可能性があります。
2 - 4. ストレージの基準
高高画質のビデオファイルは大容量のストレージが必要になってきます。これについては特に基準がなく、どれぐらいデータを保存したいかによってきます。動画のファイルサイズは画素数×fps×時間だけで決まっているものではなく、圧縮方法やビットレート(1秒間あたりのデータ容量)によって大きく異なります。
テレビ(フルHD×30fps)の場合、これも当然番組内容によりますが、平均的なビットレートは16-17Mbpsという数字が出ています。
つまり、1秒間当たりのデータが16-17MBになり、10分だと1GB前後になります。
1時間だと6GB前後になり、高画質で長時間の動画は多くのストレージが必要になります。
4Kでの撮影や60fpsの場合は更に倍近くの動画サイズになってしまいます。実際に使うデータ量にもよりますが、編集や保存も考えると500GBから1TBのストレージはあったほうが良いでしょう。
容量が足りなさそうな場合は、外付けハードディスクやクラウドストレージの利用も検討しましょう。
2 - 5. グラフィックスカードの基準
高画質録画では、動画のエンコーディングやデコーディングを行うグラフィックスカードの性能が高いほうが良いです。
フルHDの録画の場合はそこまで気にしなくて良いかもしれませんが、4Kや60fps以上のものを扱う際はハイスペックなグラフィックスカードを検討したほうが良いかもしれません。
GeForce RTX 3060以上のスペック、ビデオメモリ(VRAM)は8GB以上のものが望ましいです。
2 - 6. 冷却システムの基準
高画質で長時間の録画は、PCに強い負荷が掛かり、PCが発熱していきます。
PCがしっかりと冷却されているか確認しましょう。発熱が強く感じられるようであれば、高性能なGPU(グラフィックスカード)クーラーやケースファンを追加しましょう。GPUは負荷が高くなると温度が高くなります。目安として70度以下が適切な温度です。
85度を超えてくると負荷が非常に強い状態なので対策を取る必要があります。継続して85度を超えているとパフォーマンスが落ちたり、GPUの劣化にも繋がります。
3. 録画ソフトウェアの準備
長時間高画質でのWebカメラ録画を成功させるためには、適切な録画ソフトウェアの選定や詳細の設定が必要です。
ここでは、録画ソフトウェアの選び方やおすすめの録画ソフトウェアを紹介します。
3 - 1. 録画ソフトウェアの選定
WebカメラやPCを選んだ時点で画質は決まっている状態になっていると思います。
世の中にはたくさんの録画ソフトウェアがありますが、何でも良いというわけではなく、高画質・高fpsで録画ができるものが必要になってきます。
Webカメラが良くても録画ソフトウェアが高画質・高fpsに対応していないものだと意味がありません。
必要な画素数、fps、時間を事前に決めてそれに対応するソフトウェアを選びましょう。
3 - 2. 高画質、長時間の録画ができるソフトウェア
実際に録画ができるソフトウェアを紹介していきます。
利用する際は各ソフトウェアによって事前設定が必要なので忘れずに行いましょう。
テストして問題無く録画できることを確認して使い始めることをおすすめします。
3 - 3. GOM Cam
GOM は、初基本録画、Webカメラ録画、講義録画など色々なパターンで録画できるソフトウェアです。 Cam
動画だけでなく動画編集やイメージのキャプチャを撮ることも可能です。
こ のソフトウェア1つあれば、録画だけでなく編集も行えるので利便性は高いです。
録画は様々な設定ができ、高画質に録画するためのfpsの設定が可能です。
また、録画したい時間や容量での設定も予め行え、時間の場合は最大23時間59分まで、容量の場合は20GBまでとなっています。設定した条件に達した場合、自動で保存してくれます。
初心者でも簡単にPCでWebカメラを長時間高画質に録画できるソフトウェアをお探しですか。
使いやすくシンプルなUIで豊かな機能と鮮明な画質、パワフルな4K動画録画までできる「GOM Cam」をおすすめします。
マニュアルが無くて、直感的なインターフェースで直ぐに画面・Webカメラの録画が可能です。
▶GOM Camに興味がある方は
3 - 4. Screen Recorder 4
Screen Recorder 4は簡単に映像の録画や編集ができるソフトウェアです。操作性が簡単というところが特徴です。
リアルタイム配信でも活用されています。ゲームのライブ配信では実際のゲームプレイ画面とWebカメラの映像を同時に配信するといったこともでき、Webカメラの背景をクロマキー合成で除去することもできます。
出所 : https://jp.cyberlink.com/products/screen-recorder/features_ja_JP.html
3 - 5. Filmora
Filmoraは、録画や動画の編集ができるソフトウェアです。
Webカメラ+画面の録画を行うことができ、録画したい範囲を選択できます。
音声もマイクやスピーカーなど設定を調整できます。Filmoraは無料版と有料版があります。
AI機能や使える素材や動画出力時の機能に制限がありますが、簡単な録画であればまずは無料版を使ってみましょう。
必要と感じたら途中で有料版に切り替えることもできます。
4. PCでWebカメラを長時間高画質に録画する方法のまとめ
この記事では、PCでWebカメラを長時間高画質に録画する方法について紹介しました。
PCでWebカメラを使って長時間かつ高画質に録画するためには、
適切なカメラの選定、PCの性能、そして録画するソフトウェアや事前準備の必要性について紹介しました。
あまりにスペックが良すぎても費用対効果が悪くなりかねないのでやりたいことに合わせて進めていきましょう。
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